2006-07-01 久保田城 二の丸跡 View/四季ノ風景 久保田城は秋田20万石を領した佐竹氏の居城である。 父祖伝来の常陸54万5千8百石の戦国大名から、禄高の明示なく出羽国へ転封された初代藩主 佐竹義宣(よしのぶ)が慶長7年(1602)入部し、翌8年現在地に築城した。 天守閣と石垣のない城として知られている。 戊辰戦争にて秋田藩は奥羽越列藩同盟から脱落して官軍側に寝返り、久保田城は破却を免れたが、本丸は明治13年(1880)7月の火災で全焼した。 同23年公園として解放されその後千秋公園と称し現在に至っている。