あきたポタリング日記

ポタリングとは、気の向くままに自転車で散歩をすること。 四季の美しい風景の中を のんびり走るのが好きです。 自転車に乗れないときは、不定期更新日記になります。

4月の終わり、電気自動車と自転車の旅(2)日光から信州へ

4月の終わり、愛用の100%電気自動車・日産リーフに、BROMPTON(英国製折り畳み自転車)と寝袋を積み込んで、電気自動車と自転車の独り旅に出ました。

2022年4月27日(水)

秋田から国道13号線を南下して、会津盆地から日光に入りました。

日光市営上鉢石駐車場(無料)

今市の街でお昼を食べてから、世界遺産日光の社寺」を目指します。日光に行くときは混んでいる日ばかりだったので、日光二荒山神社の有料駐車場に停めることが多かったのですが、この日は無料駐車場に挑戦してみようと思い、日光市営「上鉢石駐車場」へ行ってみたところ、ラッキーなことに空いていました。

ここは無料駐車場ながら、日光東照宮にも近く、神橋まで歩いて3~4分の好立地にあります。ネットの情報によれば〝平日、休日ともに混雑していることが多く、利用できたらラッキーといえる〟とありましたので、ホントにラッキーでした。

日光の入り口、日光二荒山神社の「神橋」

日光輪王寺の本堂(三仏堂)

日光東照宮の「眠り猫」

日光東照宮の「三猿」

まぁ日光ではこんなところを見て、今回は先へ進むことにします。

日光から足尾を通り、カーナビの言うとおりに走って行くのですが、結構な細い山道を走ることになったので、バッテリー残量が心配になってきました。ちょうど急速充電器のある日帰り温泉が目に止まりましたので、ひと休みしていきます。

「富士見温泉 見晴らしの湯 ふれあい館」で急速充電と入浴

公式ホームページには大人330円とあったのに、中に入ったら520円とられた。
(いま見に行ったら、520円に直されていた。)

群馬日産自動車 渋川店

 

気を取り直して、このあとの山道に備えて群馬県渋川市で急速充電。

店休日を知らずにやって来たオジサマに、ひとしきり閉店中の愚痴を聞かされたあとで、「何しに来た?」と質問された。自分は電気自動車の急速充電なので、閉店でも別に関係ないと言うと、つまらなそうな顔をして帰って行った。

事業仕分けで有名になった「八ッ場ダム」を横目に、どんどん山道を進んでいく。

万座・鹿沢口駅前にある、観光案内所の急速充電器。

そろそろ日が沈むかというところで、JR吾妻線万座・鹿沢口駅前にある、嬬恋村の観光案内所にある急速充電器で、充電していくことにする。たぶんこの先の山の向こうまで足りるのだろうと思うのだが、旅先では何が起こるか分からない。

急速充電器の隣にあった駅前食堂「あさま食堂」

さて充電しようとリーフのドアを開けると、なんとも言えない旨そうな匂いが漂っている。急速充電器の隣にある駅前食堂が営業中で、ちょうどお客さんがいるようだ。自分も充電の間に夕食をいただく。「あさま食堂」とはいい名前。

「ソースかつ定食」を注文したのだが、これがまたボリュームたっぷりで、しかも千円でおつりが来るというリーズナブルさ。老夫婦がお二人で店を切り盛りしており、いつまでも元気でご活躍いただきたい。

あさま食堂で注文した「ソースかつ定食」

さぁココから先が今回の旅でいちばんの難所、夜の菅平高原を通過するのでありますが、カーナビが案内するのは九十九折りになっている長野県道182号菅平高原線、昼間ならともかく夜に通るのはイヤなので、国道406号を通ることにします。この選択は正解だったようで、菅平のセブンイレブンまではまぁまぁ何とか行けました。

しかし菅平高原は猛烈な濃霧で、10M先も見えないほど。ちょうど後続車両が近づいてきたので、道案内してもらおうと先に行かせたのですが、あっという間にテールランプが見えなくなってしまい、ビビりながら坂を下っていきました。

濃霧の菅平高原を下って長野盆地善光寺平)に降りてきた

なんとか坂を下って善光寺平まで降りてきて、須坂市の日産で継ぎ足し充電をして、長野市郊外にある道の駅で休憩しました。あー、コワかった。

(つづきます)