あきたポタリング日記

ポタリングとは、気の向くままに自転車で散歩をすること。 四季の美しい風景の中を のんびり走るのが好きです。 自転車に乗れないときは、不定期更新日記になります。

自転車の保険で気をつけたいコト(その1)

さいきん「自転車保険」なるものが各社からこぞって発売されるようになりました。自転車は気軽でエコな乗り物ですが、事故にあった場合(被害者)はもちろん、事故を起こした場合(加害者)にも、重大なケースになる場合がありますので、少なくとも個人賠償保険に入っておくコトは絶対に必要なコトです。

 

 

私はかつて、自転車(ランドナー)で夜間走行中に歩行者と衝突してしまい、実際にこの個人賠償保険のお世話になった経験がありますが、そのときの経験から言えるコトは…

 

 

個人賠償保険で気をつけたいコトは、補償金額も去ることながら、事故を起こした際の示談代行があったほうがイイんじゃないでしょうか、という点です。

 

詳しいことはよくわかりませんが、事故の際の示談交渉というのは本来は弁護士のみに認められた行為で、自動車保険についてのみ保険会社が代行することが認められています。

 

したがって自動車保険の特約として付けられている個人賠償保険では(被害者の了解が得られた場合は)保険会社が加害者である自分や家族に代わって、被害者との示談交渉を行ってくれるサービスが付いている場合があります。

 

私がそのとき入っていた個人賠償保険は、保険料の割安な交通傷害保険の特約として付けられていた保険だったので、この示談代行サービスは付けられておらず、ケガをされた被害者側との話し合いは全て当事者として自分自身が行う必要がありました。

 

保険会社(外資系ではなく国内の損害保険会社でした)の方は親切で、とてもていねいに交渉のことを教えてくださいましたが、それでも慣れない示談交渉というのは精神的にもたいへん負担の大きなもので、正直に言ってもうコリゴリというのが率直な思いでした。

 

転ばぬ先の杖…としての保険なので、保険料の負担は小さいほうがいいというのは当たり前ですが、保険料の安さにばかり目を奪われませんように…。

 

あ、もちろん安全運転で、事故にあわない、事故を起こさない…というのがイチバンなんですけどね。