2007-05-12 那波家の水汲み場 Summer 秋田市の中心部、竿燈大通りに面した旭川にある。江戸時代から明治にかけて、秋田の外町(町人町)の飲料水はほとんど旭川の川水を利用していた。川反の各町には「カド」と称する共用の水汲み場があったが、現在も残っているのはこの一ヶ所だけである。 旭川は水運に利用され、多くの舟が往来した。川反の川岸で物資の積み下ろしが行われ、この水汲み場も、それに利用されていたと思われる。 秋田藩の御用商人・那波家については、こちらのサイトが詳しくてわかりやすい。