あきたポタリング日記

ポタリングとは、気の向くままに自転車で散歩をすること。 四季の美しい風景の中を のんびり走るのが好きです。 自転車に乗れないときは、不定期更新日記になります。

秋田市縦断ポタ 7/30 後篇

こちらから続きます) 16:27 土崎湊御蔵 国道7号線に面して建つ。元文年間(1736~41)藩によって建てられた米倉。 船を利用して藩内各地から米を集め陸揚げして保管し、藩士や江戸・上方に回送した。 現在は土蔵3棟・板倉1棟が残されている。土蔵の2棟は内部が改造されレストランなどとなり、板蔵は縮小して、その一部を原形保存している。
==== 16:31 7号御蔵を改装したレストラン「土崎湊御蔵」。8号御蔵はカラオケハウス、6号御蔵は展示室になっている。向かいにある最も古い10号御蔵は板でつくられた板蔵である。このような板でできた蔵が、古い姿のまま残っているのは、日本中でここしかないという。地図はこちら
16:35 山蕗みそ・しょうゆの醸造元、那波商店。文化12年(1815)当時秋田藩御用達商人であった那波三郎右衛門裕生が、藩主佐竹義和候の命により、藩の軽輩、小禄者の内職の道を開くために、蚕糸織絹の業を試み、また藩命によって酒造方御試所を設けたことに始まる。
16:39 舛屋薬局は、明治二年(1869)の建築と伝えられる、外壁を漆喰塗にした塗屋造、二階には虫籠(むしこ)窓を設ける。屋根は当初は瓦葺きだったが今はトタン葺。くすんだ色彩の、切妻・妻入の町家が建ち並ぶ通りにあって、漆喰の白壁がまぶしい平入りの店舗は、さぞかし湊っ子の眼を惹いたものだろう。 二〇世紀ひみつ基地様より
16:41 懐かしい「片倉のシルク号自転車」の看板を掲げた自転車店を発見。片倉とは片倉工業(株)、明治6(1873)年創業。蚕糸で有名な企業です。シルク号は、片倉工業の子会社「片倉自転車」のブランドでした。昭和29(1954)年創業で、本社工場は東京都福生市にありました。  リンク 絹自転車製作所奮闘記 ところで、この写真は店名を失念してしまいましたが・・・・古井輪業商会さんだったかな?
16:45 土崎神明社。 慶長七年(1602)に常陸から佐竹義宣とともに秋田にやってきた常陸国人川口惣治郎の氏神であった。元和六年(1620)、川口惣治郎が現在地に土崎の肝煎として勧請した。以来土崎湊町の総鎮守として崇められてきた。毎年7月20日、21日の例祭の曳山行事は1997年(平成9年)に国の重要無形民俗文化財として指定されている。
17:08 JR土崎駅。 1902年10月21日に開業。現在の駅舎は1926年10月に建築されたもの。住宅地と商業地の中にあり、2005年度の乗車人員は1日平均2,354人と、秋田県内のJR駅では二番目に多い。 みどりの窓口に代わって「もしもし券売機Kaeruくん」とkiosk、立ち食いそばがある。自動改札機が設置されている。
17:20 天気もいいし、暗くなっても自走で帰ろうかと思っていたが、駅の時刻表を見たところ、タイミング良く列車が来るようだったので、BROMPTONの初輪行と洒落込むことにした。秋田駅まではひと駅。 今回の輪行には百均で買った自転車カバーを使ったが、やはり輪行袋が欲しいな。