あきたポタリング日記

ポタリングとは、気の向くままに自転車で散歩をすること。 四季の美しい風景の中を のんびり走るのが好きです。 自転車に乗れないときは、不定期更新日記になります。

美郷町 六郷のかまくら

秋田の冬風景-17 美郷町「六郷のかまくら(竹打ち)」 (2月11日~15日) 勇壮な竹打ちをピークとする5日間も続く一連の行事です。11日は蔵開きと天筆の書き初めが家々で行われ、翌12日に青竹の先につけて戸外に立てます。数百本の天筆が風になびくさまは壮観そのもの。紙の長さは3~5mで、子供の数だけ作ります。この天筆は子供の吉書であり、書き初めですが、15日の夜、諏訪神社かまくら畑にもっていき、正月の門松やしめ飾りと一緒に焼きます。そして15日の夜7時頃になると木貝の音とともに全町の若い衆が青竹の長い束をかついでかまくら畑に集まってきます。そこで六郷名物の「竹打ち」が町を二分して行われ、松ニオ((正月の松かざりなどを集めて作ったもの)の火が夜空に燃えあがり、三千本もの竹が打ち交わされるのです。この竹打ちで北軍が勝てば豊作、南軍が勝てば米の値段が上がるといわれています。