秋田県は8日、陸上自衛隊に対し、記録的な豪雪に見舞われている秋田市への災害派遣を要請しました。秋田市災害対策本部(本部長=佐竹敬久秋田市長)が午後2時45分、都道府県知事が災害に際し部隊派遣を要請できるとする自衛隊法83条の規定に基づき、県知事に派遣要請を依頼。同3時、県が自衛隊に要請したものです。陸上自衛隊秋田駐屯地では、雪による倒壊の恐れがある同市北部の一人暮らし高齢者世帯約100軒の屋根の雪下ろし作業へ隊員を180人規模で派遣、期間は9日午前7時から11日午後5時までだそうです。雪による秋田県内への自衛隊の災害派遣要請は昭和48―49年の「四八豪雪」以来とのことです。 (写真は長野県内での自衛隊の活動)