あきたポタリング日記

ポタリングとは、気の向くままに自転車で散歩をすること。 四季の美しい風景の中を のんびり走るのが好きです。 自転車に乗れないときは、不定期更新日記になります。

晩秋の太平ぽた

11月26日(土) 14:10 朝からイイ天気・・・ということで、早い時間から出掛けるつもりだったのだが、いつものとおりスッカリ寝坊してしまい、外へ出ると陽が傾き始めていた。 それでもとりあえず、行けるところまで行こうと、家を出た。 写真は岩見川にかかる「中の橋」
14:19 和田駅近くの“歩行者用アンダーパス”をくぐり、旧河辺町役場前を通り、国道13号の交差点に出た。 写真は瀧田養鶏場直営の卵専門店『たまごの樹』
14:35 “畑”集落で、下北手方面へ向かう道(宝川越え)と、岩見三内方面へ向かう道(広域農道)に分かれる。 今日は左の道を下北手方面へ向かう。
14:39 河辺から下北手へ抜けるこの道は、古くから“宝川越え”と呼ばれていた。今では立派な舗装道路が走り、峠と呼ぶよりもタダの“鞍部”になっているが、藤原優太郎氏の書「秋田の峠歩き」にも収載されている。
15:23 下北手からそのまま、太平の集落へと出てきた。 太平は秋田市内でありながら、古くからの農村の面影を残す、ランドナーがよく似合う場所である。 写真は太平小学校にほど近い、太平郵便局。見てのとおり、昔ながらの郵便ポストが鎮座している。
15:26 太平郵便局の近くには、このとおり立派な蔵が建っている。 おそらくいまでも現役で使われているものだろう。 この写真では見にくいが、蔵扉の上には、猫の装飾が施されている。 すぐ近くには嵯峨家住宅もある。
15:31 太平集落の村社、若宮八幡神社。 由緒によれば1369年、鎌倉御家人大江家の子孫・永井左近将監が鎌倉から秋田へ来て当地を領有、鶴ヶ岡八幡宮を勧請して創建したと伝わる。
15:36 これは、是非いちどご覧いただきたい謎の建物だ。橋の上から撮ったものだが、向かって左が「理容たなか(田中理容所)」、大正時代の洋館といった趣きのある建物。壁に埋め込まれた時計。 右の建物…お寺のような雰囲気だが、まるで河童の顔のような造作が施されている。
15:39 今日2つ目の丸ポスト。 太平郵便局は身体を張って丸ポストを守っているのか。 しかもポストの後には【日本専売公社仙台地方局指定 塩小売所】の琺瑯看板まで掲げられている。
・・・このあと、日が落ちかかっているのに、よせばいいのに小黒沢川に沿って、金山滝林道で木曽石方面へ出ようと思ったのですが・・・・・牧場の中を通り・・・まっすぐな森の中の道を抜け・・・気が付いたら太平郵便局の近くへ戻っていました。 アトで地図を見返したら、登る道を1つ間違えてしまい「栗ノ木台」というところを走っていたようです。
走行距離 44.12km
走行時間 2時間17分
平均時速 19.2km/h
最高速度 39.3km/h
うーむ、太平集落は、実に奥が深い。