秋田・岩手・宮城の3県にまたがる栗駒山。 地元の天気予報を見ると、ちょうど紅葉が見頃のようです。 ところが週末は雨の予報。 ウカウカしていると散ってしまいます。 こりゃー年休とってでも・・・ 麓にある小安峡(旧・皆瀬村、現在は湯沢市)の駐車場にクルマを停めて、栗駒山の8合目にある標高1126m(イイフロ)の須川温泉をめざしました。小安峡付近の標高は340mそこそこ、単純に計算して800m弱の標高差があります。
古いロードマップでは九十九折りで登っていたのですが、近年の道路整備で広くて快適な道路に変貌しています。 広い道路はクルマだけでなく、自転車旅行者にとっても安全で快適な道なのです・・・旧道もそのまま維持してもらえれば言うことナシ!。
“山の上は寒いかな~”と思いながら・・・・・いつものとおり、お尻が痛くならないおまじないのインナーパンツを履きます。上下にはこの夏に流行したユニクロの「BODY TECH PRO ドライコンプレッション」タイツ&Tシャツを着て、それにダクロンの長袖zipシャツを重ねて登りました・・・途中で暑くて長袖は脱ぎましたけどね。 帰りはダウンヒルが寒いだろうし、雨が降ったら困るので、撥水性素材のウインドブレーカーは欠かせません。
須川温泉の秋田側に建つ「栗駒山荘」の露天風呂からは、こんな風景が広がります。(さすがにオフロにカメラは持って入れないので、ホームページからの拝借です) 強酸性の明礬緑礬(みょうばんりょくばん)泉というお湯で、無色透明のお湯なのに、浴槽に入ると緑白色に濁るのです。 源泉は岩手県側にあり、そちらには「須川高原温泉」という旅館があります。
こんなイイお湯が11月初旬~4月下旬は、国道342号線の冬期通行止めのため冬期休業というのはモッタイナイ! しかもこの温泉、秋田県側からはバスの便がなく、クルマかバイクが自転車で行くしかありません。(T_T)
それにしても“全山紅葉”は綺麗でした。あっぱれ!