お盆は秋田市雄和へサイクリング(2017/08/13)
秋田で8月13日といえば、お盆の行事とお墓まいりは欠かせません。お盆の行事は、先祖を心から供養することで、生きている者にも幸を招くという、すばらしい風習です。
しかし、県外出身の私は特に行くところもないので、山と川と風景に恵まれた秋田市雄和地区へ、サイクリングに出かけることにしました。
秋田市雄和椿川袖ノ沢にある鹿嶋神社。雄物川のサイクリングロードに面しているので、いつも通りかかると、まず今日のサイクリングの安全を祈念します。
秋田市雄和相川上野の「街道の松」は、19世紀の文政年間に植えられたと伝えられる。当時は道の両側に数十本が並んでいたが、現在では三本を残すのみとなっている。
旧秋田市立戸米川小学校。雄物川左岸(相川・女米木・戸賀沢)の地名を一字ずつ頂いた小学校。秋田市立雄和小学校への統合に伴い、平成27年度末で閉校。
やってきた久しぶりの高尾山。東京の高尾山(599m)よりも秋田市の高尾山は低い(383m)けれど、どちらも修験道の山としての歴史を持つ。以前は年に何度も自転車で登っていた高尾山、この頃は体力が落ちているので自信はないけれど、まぁ行けるところまで行こう!
・・・と思い、虫よけを全身にスプレーしてスタートしたら、小型のブヨのような刺す虫(アブ?)がまとわりついてきたので、今日のところは諦めて退散(>_<) さすがに使い古しの虫除けスプレーでは効き目がなかったか。
高尾山の麓にある高尾神社。山頂には本宮があり、ここは元々「遥拝殿」だったところ。ちなみに宮司さんは元県立高校の先生で、私もPTAでお世話になりました。
「石巻の清水」をボトルに汲む。高尾山からの湧き水が噴き出しているところで、休日にはタンクで水を汲みに来る方が多く、クルマが列を作ることもある。冷たくて実に気持ちいい。秋田市郊外(特に雄和地区)にはこんな湧き水が何箇所かあるので、サイクリストには嬉しい。
雄物川にかかる国道341号の新波橋。先月の豪雨災害で大きな被害のあった大正寺地区はこのあたり。渡り切った先には農家レストランがあるが、お盆で休みだった。
農家レストラン ゆう菜家の店舗紹介|秋田県秋田市「ゆう菜家」
種平簡易郵便局。コンビニはおろかヨロズヤすらない集落にも郵便局はある。地域の住民には無くてはならないインフラ。
種沢観光りんご園。いつも秋になると、美味しいりんごを買いに来るのですが、今年はどうでしょうか。先日の大雨の影響が気になります。
旧秋田市立種平小学校。雄物川右岸(種沢・平尾鳥・左手子)を学区域としていた小学校。秋田市立雄和小学校への統合に伴い、平成27年度末で閉校。もともとクルマの通行も少ないところにあるので、閉校したことで余計に寂しく感じます。
先日の大雨被害で通行止めになっていた地点。自然の脅威。
里の家。秋田国際ダリア園 の隣にある。秋田市雄和相川字銅屋の大宮家を移築したもので、馬屋片中門造りと呼ばれる建築様式。以前は和食レストランになっていて食事ができたのだけれど、空港アクセス道路(自動車専用道路=あきたびライン)の完成で、クルマの通行が少なくなった現在となっては無理か。
お盆のサイクリング、今日はここまで。走行距離は約50キロと、いつものサイクリングにしては少なめですが、夏の暑い日は無理しないのがいちばんです。