あきたポタリング日記

ポタリングとは、気の向くままに自転車で散歩をすること。 四季の美しい風景の中を のんびり走るのが好きです。 自転車に乗れないときは、不定期更新日記になります。

スパイク自転車、加速ちう!

以前「買おうかな~」と思ったんですが、ここに来て脚光を浴びてますね。 朝日新聞のマイタウン北海道(地方版)に記事が掲載されていました。

スパイク自転車「加速」 ■健康、節約、エコ意識  自転車用のスパイクタイヤの利用が札幌市内で広がっている。冬場も自転車に乗りたいという愛好者が増えているためで、背景には健康志向や経済性に加えて最近のエコ意識の高まりもあるという。「環境への関心は高まっており、今後も需要は見込める」と業界の関係者は期待している。
■愛好者「冬も乗りたい」  自転車用のスパイクタイヤが道内に出回り始めたのは十数年前から。ちょうどマウンテンバイクのブームと重なり、多くがアウトドアスポーツとして楽しむ愛好者で占められていた。 その流れに、ここ数年で変化が出てきた。道自転車軽自動車商業協同組合(札幌市)の岡部敏夫・副理事長(78)は、「マウンテンバイクをレジャーにとどまらず、健康づくりや通勤のために購入する人が増え、一年中使いたいというユーザーが多くなってきた」と話す。 拍車をかけたのが、昨シーズンの原油価格の高騰だった。ガソリン価格の値上げがマイカー通勤の家計を圧迫。少しでも家計の助けになればと、車から自転車に乗り換える人も出てきたという。 岡部さんが経営する「岡部自転車商会」(札幌市中央区)では例年、10件前後だったスパイクタイヤの購入客が昨シーズンは約30件に増えた。今シーズンは昨年11月ごろから予約や問い合わせが寄せられ、すでに昨シーズン並みを販売したという。  一方、エコ意識の高まりを指摘するのが「サイクルプロショップ・ウルフロード」(同市北区)の山本邦博さん(56)。国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)の開催国のデンマークで、通勤に自転車を使う光景が何度も紹介された。山本さんは「これが自転車の購買意欲を刺激し、スパイクタイヤの新たな需要につながったのでは」とも話す。 自転車用のスパイクタイヤは、ドイツやフィンランドなどからの輸入品が主流。「メンテナンスをきちんとして保管すれば5年はもつ」と山本さん。価格は1本6千円から1万5千円程度。ピンは鋼鉄製で凍結路面ほど効果がある。自動車と違って軽量なので、アスファルト路面を削ることによる粉じん問題もない。  「冬場の一般の自転車利用は、比較的平坦(へいたん)で除雪が行われている地域に限定されるが、スパイクタイヤの普及でさらに広がる可能性は高い」と岡部さんはみている。 (asahi.com> マイタウン北海道 2010年01月09日)