高尾神社 里宮の大杉

秋田市雄和のシンボル高尾山に鎮座する高尾神社。　西暦７１５年の開基と伝えられ、古くから修験道場として栄えたところです。　藩政時代は佐竹藩の崇敬社として神鏡をはじめ祭具の供進、造営の資金、資材の下付を受けていました。　麓にある里宮は、山頂の本宮へ参拝に登れない人のための遙拝殿としてあったものを昭和２７年に新築し現在に至っています。　

この里宮にある『里宮の大杉』は、樹高が約４０メートル、樹齢約１０００年といわれ、境内には３本自生しています。　この大杉は坂上田村麻呂の植樹によるという伝説もあります。