あきたポタリング日記

ポタリングとは、気の向くままに自転車で散歩をすること。 四季の美しい風景の中を のんびり走るのが好きです。 自転車に乗れないときは、不定期更新日記になります。

秋晴れのリンゴ園へ 9/23

河辺豊成の田んぼ地帯06/09/23(sat) 14:27 秋分の日。いい天気。こんな日は稲刈りが一気に進むだろうなぁ~と思いながら、とりあえず出掛けることにする。いつものフルサイズランドナーではなく、折り畳み自転車「DAHON SPEED」にする。 田園地帯を抜けて、ポタリングペースで漕いでゆく。 コンバインが忙しそうに働いていた。


豊成小橋を渡ってUターン14:35 いつもの岩見川サイクリングロードを豊成小橋まで来たが、このままスンナリと戸島方面へ辿ってしまうのは面白くない。そこで今回は、この橋を渡ったところで右へ折れて、岩見川の対岸をもと来た方向へ走って行ってみることにした。ススキが秋風に揺れているが、まだ陽は高く暖かな陽気。 
道路に面していました14:41 しばらく走っていくと扉を開けた蔵があったので、ひょっとして・・・クリックで拡大と覗き込んだところ、そこには見事な『鏝絵が刻まれていましたよ、Harropageさん。
雄和本田の八幡神社14:42 その隣には、近年に新しく建てられた鳥居と狛犬が鎮座する「八幡神社」。同名の神社がスグ近くにもう1つある。小さな神社なのに、氏子から奉納されたのであろうか、立派な神馬の像も鎮座されていた。
14:50 雄和田草川からゴルフ場(椿台CC)方面へ向かう急坂(山崎山)を登っていく。DAHON SPEEDは外装8段変速、フロントはCapreo45Tだが、さすがにこの坂は楽ではなかった。リヤコグ30Tまでギヤを落とし、ユックリ登っていく。一気に汗が噴き出してくる。


14:59 登り切ってしまうと、ほぼ平坦な台地上の道に出る。ペット霊園や、ログハウス調の住宅が点在する、森の中の道を行くと、突然に視界が開けて、高速道路の上を横切る。こんな看板もあるのに、アンバランスな風景。
15:12 ゴルフ場の間を抜けて行くと、幕末に企てられ戊辰戦争と共にはかなく散った夢の跡・椿台城址を右に見ながら、わか杉国体へ向けた工事が続く空港アクセス道路との交差点までやってきた。少年野球の試合が行われているのだろうか、県立中央公園からアナウンスの声が聞こえてくる。
Akita International University15:15 猫ひろしの母校という「ミネソタ州立大学秋田校」救済のためにスケシロ君が建てた「国際教養大学」。英文の大学名を直訳すると「秋田国際大学」になるのか。止まれ大学構内の標識も(当たり前ですが)英語。


~♪15:38 県立中央公園にそって、緩やかな坂を上りながら、さらに進んで行く。右手に現れる宇宙船の基地を過ぎると視界が広がり、こんな雄大な秋田らしからぬ風景が広がっている。クルマのイメージCMに使えそうだが、写真の右奥はスグ秋田空港なので、飛行機の音がうるさい。
保食神社の鳥居15:44 長い坂を下り空港の誘導灯をくぐり、保食神社の鳥居がある十字路に出る。保食神命延水今まで気づかなかったが「保食神命延水」という湧き水があった。一時停止虫を捕まえようとパンダが止まっていた。
はさがけ16:02 雄和平尾鳥の集落にて。 刈り取った稲が、「はさ(稲架)」と呼ばれる干しざおに干されていた。「はさがけ」と呼ばれる。機械乾燥が主流になった今、天日乾燥は見かけることが少なくなったが、どこの農家でも、自分の小さな田んぼでできた自家消費分だけは、はさがけしていることが多い。
16:09 雄物川にほど近い雄和平尾鳥・竹の花の集落にて。 後方の屋敷はHarropageさんが9/12のエントリーで紹介していた、立派な鏝絵とピカチュウのあるお宅。蔵の中には、いったいどんなお宝が眠っているのでしょうか?
16:14 秋田市種平小学校。全校児童27人。「種沢」と「平尾鳥」から一字ずつとって名付けられたそうだ。ここにはかつて種平中学校があり、昭和42年の統合後は向かい側から小学校が移ってきたらしい。向かい側は現在は保育園が建っている。 だいぶ影が長くなってきたな・・・先を急ごう。
16:33 本日の目的地、種沢リンゴ園。地図はこちら 欲張って2袋も買い込んだので、フロントバッグには入るはずもなく、リヤキャリアにくくりつけています。 去年も2袋買ってますね。
16:37 鏡のような雄物川を渡り、家路を急ぐ。明るいライトはあるけれど、陽のあるうちに帰りたい。荷台のリンゴが重いけど、家では子どもたちが待っているのでね。 

走行時間 2:19'12" 

走行距離 40.95km 

平均時速 17.6km 

最高時速 52.2km