あきたポタリング日記

ポタリングとは、気の向くままに自転車で散歩をすること。 四季の美しい風景の中を のんびり走るのが好きです。 自転車に乗れないときは、不定期更新日記になります。

新屋ポタ 8/13 後編

14:52 (前編から)国登録有形文化財(建造物)國萬歳酒造の主屋。ここの銘酒「酔楽天」は、本当に旨い。純米大吟醸 酔楽天値段は張りますが、それだけの価値はあります。オススメ!
==== 14:59 國萬歳酒造は明治41(1908)年に創業した新屋を代表とする建物の1つで、都市景観賞にも選ばれている。実際酒造りに使っている湧水を「長寿の泉」として市民に提供している。 いつも多くの人が水を汲みに来ている。私も持参した水筒に水を満たしてきた。
15:01 黄金井 特撰 本醸造純金入り明治43年創業の黄金井酒造。現在も創業以来の井戸から地下水を汲み上げ賄っている。蔵のある地は、延暦20年(801年)坂上田村麻呂が立寄り、軍用金の黄金を地下に埋めた伝説がある。この地に井戸を掘り酒造りをすることから「黄金井」と命名した。
15:02 清酒「英雄」醸造元、森川酒造店。宝暦年間、森川又右衛門が創業以来、当時新屋にあった六軒の酒屋のうちの一軒として、伝統の技と味を継承し、新屋で最古の蔵元として営業している。 店内には喫茶室を併設している。市内に店舗を構える「酒の英雄」とは無関係らしい。
15:03 ツバキ醤油。森川酒造店の真向かいにある。 水に恵まれた新屋では、酒だけでなく、味噌・醤油の醸造も古くから行われていたらしい。 すぐ隣には「新政」の工場(秋田中央銘醸)があった。新政を醸しているのは大町だけじゃなかったのか。
15:25 日吉神社。大同元(806年)勝平山の麓に鎮座し、永治元年(1141年)現在の地に遷座したと言われる。「日吉山王祭」や「鹿島まつり」など新屋には欠かすことの出来ない存在。明治28年、御神体、朱沸丸(神鏡)、社殿がすべてく焼失した。大正6年になってようやく本殿が新築になった。
15:35 日吉神社には「山王鳥居」がある。鳥居の笠木の部分の上端に合掌のように破風を付したもので、日枝神社日吉大社など大山咋神を祀ったお社に用いられる特徴的な鳥居である。鳥居は神社の象徴であり、門の一種として神様の聖域と人間世界、「聖と俗」の境界を示すものとされている。
15:21 (左)日吉神社の神使は猿。この神猿を「マサル」と呼び『魔が去る』『何よりも勝る』として縁起の良いものとされてきた。 (右)手水の作法が書かれている看板。柄杓に直に口を付けるなど、誤解している人が多いので、ここまでシッカリ表示してくれるとありがたい。