川反の酒蔵

秋田市の中心、東北有数の繁華街・川反（かわばた）に佇む白い蔵。 壁を見上げると、上からは茶色い玉が吊り下げられています・・・・・
==== 杉の葉を丸めた大きな玉、これは『杉玉』『酒林』ともいわれ、造り酒屋のシンボルになっています。　地方によっては、杉の玉と限らず、杉の枝を単に束ねたままのものや、杉の葉を左右に置いて中を木片で束ねたものなどいろいろあるそうです。 　でも、なぜ杉の葉なのか？酒樽は杉の木で作りますから、その葉を利用したようにも思えますが、実は原点は酒神様だったのです。奈良の三輪明神＝大神神社＝は酒の神様としてよく知られていますが、この神社の御神体は奥にそびえる三輪山で、ここの杉には大神さまの御霊が宿ると考えられ、そのしるしとして杉玉が造られたのだそうです。
嘉永五年（1852年）創業新政酒造(株) 所在地 〒010-0921 秋田県秋田市大町六丁目2番35号 電話 018-823-6407 FAX 018-864-4407 新政「風が香」、 マイウです！