京の路地裏1(2005年6月)
有名な観光地にはさまれた、狭い路地を一歩入ると、そこには 情緒あふれる、古い京都の家並みが残っています。
今回の目的は旅行ではなくて法事なんです。
叔父の家(滋賀県大津市)にある祖父の遺骨を京都のお寺へ納めに行くのです。
いわゆる“納骨”というヤツですね。
祖父の長男である私の父が既に他界しているので、東京の母と私の2人で行くことになりました。
祖父が亡くなって20年も経って納骨…まぁイロイロ事情があり…。
納骨するお寺というのがナント聞いてびっくり、浄土真宗大谷派の本山、『東本願寺』。
私ら中3の修学旅行で行きましたよ。お東さんに一般人が納骨出来るなんて知りませんでした。(ちなみに東京・浅草の「東本願寺」は「浄土真宗東本願寺派の本山」なのだそうです…ややこしいですね。)
ま、法事そのものは日曜日の午前中から夕方まで掛かるのですが、秋田からただ行って帰ってくるだけ、それじゃー面白くないです。しかも私はヒコーキが大の苦手で、今回は往復ともに数少なくなったブルートレインのひとつ寝台特急日本海に乗ります。
しかし、さすがにとんぼ返りは堪えます。
ということで、関西に住む輪友にを送ってみましたところ、二つ返事でOKもらいまして、土曜日はいちにち、京都の路地裏を自転車で一緒に走ろうってコトになったというわけです。
ありがたいことに、足となる自転車は、英国ブランドの銘車BROMPTONを貸して戴けるそうでガす。題して『週末帝都ぽた※1』。
輪友と言いながら、会うのは初めてだったりしますが・・・秋田では妙なところで縁があり、古豆親方の輪友でもあり、私の所有するランドナー「BENKEI号」の前オーナー(但し骨のみ)だったりします。
トップに載せた写真は、“徘徊候補地”のひとつ下鴨神社、正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と言いまして、有名な「葵祭」の行われる神社です。
これは「みたらし団子」ですねぇ。知りませんでしたが、下鴨神社境内の“加茂みたらし茶屋”さんが、みたらし団子の元祖なのだそうです。こりゃー楽しみですね。
子どもの成績にアタマを悩ませるオトーサンとしては、何年分かまとめて、シッカリお詣りして来なくちゃーと思っているところです。 6月25日(土)の京都市の天気予報 ときどき 最高気温33度 最低気温21度 降水確率20%と出ています。熱中症と日焼けと事故に気を付けて、行ってきたいと思います。